歴史に幕… 日産「GT-R」生産終了…  「スポーツカーの“頂点”」が消滅 ⇒ ネット「マジで日産の没落すごい」「いつかはGT-Rに!… が、俺の人生のモチベーションだったのに…」

歴史に幕… 日産「GT-R」生産終了…  「スポーツカーの“頂点”」が消滅 ⇒ ネット「マジで日産の没落すごい」「いつかはGT-Rに!… が、俺の人生のモチベーションだったのに…」

くるまのニュース2025.08.12

日産自動車を代表するスーパーカー「GT-R」が、いよいよ今年2025年8月に生産を終了します。

開発から生産手法に至るまで、徹底的な“こだわり”が反映された現行GT-Rの凄さとは、いったいなんだったのでしょうか。

日産GT-Rは、かつて無敵を誇ったスポーツカー「スカイラインGT-R」から独立・発展して生まれたクルマです。

1969年に初代モデルが発売されたスカイラインGT-Rは、国内外のモータースポーツで数々の大記録を樹立。

量販セダン・クーペの「スカイライン」をベースとしながら、サーキットでは本格的なレーシングカーを向こうに回して勝利を重ね、その姿はさながら“羊の皮を被った狼”とも表現されました。

そんなスカイラインGT-Rは、1990年代末ごろに日産が経営危機に陥ったことから、モデル存続の危機に立たされたのです。

しかしこの時、新たに日産のCEOとなったカルロス・ゴーン氏は、GT-Rの持つ商品力の高さを評価。“次期GT-R”の開発にゴーサインを出しました。

こうして新型GT-Rの開発プロジェクトは本格始動。2001年にはコンセプトカーである「GT-Rコンセプト」がお披露目されました。

そして2007年、この年の東京モーターショーで「日産GT-R(R35型)」として市販型が初公開され、同年12月より発売につながります。

R35型GT-Rの最大の特徴といえるのが、従来モデルまでは前提条件だった「スカイラインとのプラットフォーム共用」という制約から切り離されたことです。

エンジンは専用設計の3.8リッターV型6気筒ツインターボ「VR38DETT型」を搭載。GT-R専用プラットフォームは、トランスミッションを車体後部にレイアウトした「トランスアクスル」式の「PMプラットフォーム」を採用しました。

そんなR35型GT-Rのコンセプトは「誰ででも、いつでも、どこでも」魅力を最大限に楽しめる「新次元マルチパフォーマンス・スーパーカー」というもの。

主な開発は世界屈指の難コースである、ドイツの「ニュルブルクリンク」サーキットで行われ、高速性能はもちろん、市街地での快適性や静粛性、雪道を含めた悪路での走破性、乗り降りやトランクスペースの実用性、そして環境性能に至るまで、あらゆる面で高次元な仕上がりが追求されました。

さらにR35型GT-Rについて特筆すべきポイントだったのが、ほかの量産モデルと同じ生産ラインで組み立てる「混流生産」を採用したことです。

今も世界の多くのスーパーカーは、専用の生産ラインや工程の中で組み立てられるのが一般的ですが、ゴーン氏は「日産は量産車メーカーである」という考えのもと、GT-Rといえども例外は認めない、という姿勢を貫きました。

結果、R35型GT-Rは先代モデルに当たる5代目スカイラインGT-R(BNR34型)と同じ、日産の栃木工場で製造されました。

その結果、R35型の製造コストは大きく下がり、発売時モデルで777万円という低価格の実現にも貢献。

また、R35型GT-Rは混流生産で作られた一方で、組み付けの品質基準には独自の高レベルなものが設定されました。

これは後に、同じラインで作られていたスカイラインや「フェアレディZ」にも適用され、それらの品質を大幅に向上させる恩恵をもたらしたのです。

このように、R35型GT-Rは価格や品質を含めた、あらゆる性能を諦めないスーパーカーとして作られました。

その結果、GT-Rは自身のみならず、ほかの日産車のレベルまでもアップさせました。「GT-R」のブランドを、名実ともに日産車を牽引する存在へと進化させたR35型の功績は計り知れません。

残念ながら2025年8月上旬現在、次期型GT-Rに関する明確な情報は明らかになっていません。またも経営危機が取りざたされている日産の台所事情を考慮すると、GT-Rとしばらく“お別れ”となることは確定的といえるでしょう。

しかし2023年、「東京モーターショー」を改めて開催された第1回「ジャパンモビリティショー2023」には、次期GT-Rの方向性を示唆する「ハイパーフォース」というコンセプトカーが出品されました。

このモデルは全固体電池を搭載するバッテリーEVで、最高出力は1360ps。リアには伝統の“丸型4灯ライト”を備えるほか、フロントノーズにはなにやら「意味深なエンブレム」も装着され、日産からの何らかのメッセージが込められているのは間違いありません。

生き残りに向けて難局を迎えている日産自動車ですが、GT-Rともども、その復活に期待したいところです。

https://kuruma-news.jp/post/935984




管理人
ネットの反応
名無し
あれ?18年しか歴史ないんだっけ?
名無し
スカイラインGTRと日産GTRは別物
改装閉店でスカイラインGTRを出すんでしょ?
ただの、改装閉店でしょ?
名無し
マジで日産の没落すごい
名無し
ヤッチャッたな日産
名無し
日産「また何かやっちゃいました?」
名無し
ディーラーでのオイル交換しか認めないんだっけ?
名無し
全然売れないからモデルチェンジもできなくて終了
名無し
知らないなら書き込まないほうが良いよ
名無し
R35GTRに限っては限定で抽選販売だから引く手数多だよ
名無し
いつかはGT-Rに!…が俺の人生のモチベーションだったのに…
名無し
出せば売れるのになんで生産終了するの?
名無し
こういうのをやめると、ますます縮小傾向になるよな
続ければいいのに
名無し
日本から清純なスポーツカーが消滅した
名無し
フェアレディ「……」
名無し
GT-Rに罪はない
経営陣に舵取りが出来ないだけ




楽天市場

関連記事

Subscribe
Notify of
guest
0 コメント
Oldest
Newest Most Voted
Inline Feedbacks
View all comments
0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x