東芝、世界初のニオブチタン酸化物(NTO)負極採用リチウムイオン電池の製造を開始 10分で80%超急速充電可能 急速充電と放電を1万5000回以上繰り返しても80%以上の電池容量を維持
東芝は、ニオブチタン酸化物(NTO)を負極に用いたリチウムイオン電池「SCiB Nb」の製造を開始し、有償サンプルの提供も開始すると発表した。NTO負極を採用したリチウムイオン電池の販売は世界初となる。
本製品は、電気自動車などに使用されているリン酸鉄リチウム系電池(LFP電池)に匹敵する体積エネルギー密度と、従来のSCiBの特長である急速充電・長寿命の両立を実現している。10分間の充電で約80%の超急速充電が可能で、実用的な部分急速充電と放電を1万5000回以上繰り返しても80%以上の電池容量を維持する長寿命性能を有する。
東芝は、世界一位のニオブ生産量を誇るブラジルのCBMMおよび同社の日本総代理店である双日と連携し、高い稼働率が求められるバスやトラックなどの大型商用電気自動車を中心に本製品の導入を進める。
https://news.yahoo.co.jp/articles/090dbd13a9c3e785d8bad190363b728b8ace1b51
楽天市場