「ispace」“月面着陸船と通信確立できず”  ベンチャー企業「ispace」袴田CEO「月着陸船との通信回復が見込まれず」「ミッション2の終了を判断」

「ispace」“月面着陸船と通信確立できず” ベンチャー企業「ispace」袴田CEO「月着陸船との通信回復が見込まれず」「ミッション2の終了を判断」




東京のベンチャー企業「ispace」は6日朝、日本の民間として初の月面着陸に挑戦しましたが、午前4時すぎの着陸予定時刻を過ぎたあと「月着陸船との通信が確立できていない」と明らかにしました。企業は詳しい状況の確認を続けていて、午前9時から会見を開いて説明することにしています。

東京のベンチャー企業「ispace」が開発した月着陸船は、ことし1月、アメリカ・フロリダ州の発射場から打ち上げられたあと、月へ向けて飛行し、先月28日には、月の上空100キロ付近を回る軌道に入りました。

6日午前3時すぎには月面への降下を始め、ガスを噴射して減速しながら1時間ほどかけて徐々に高度を下げていきました。

そして、午前4時17分、月の北半球の「氷の海」と呼ばれるクレーターのない平たんな場所に着陸する予定でしたが、企業は着陸予定時刻を過ぎた午前4時半すぎ、「月着陸船との通信が確立できていない」と発表しました。

企業は詳しい状況の確認を続けていて、午前9時から会見を開いて説明することにしています。

「ispace」はおととし月面着陸に失敗していて、今回、制御システムや着陸地点の見直しなどの対策を講じたうえで再挑戦していました。

月面着陸をめぐっては、去年、アメリカの宇宙開発企業が民間としては初めて無人での月面着陸に成功し、ことし3月には別のアメリカ企業が成功するなど開発競争が激しくなっています。

ソース/NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250606/k10014827261000.html

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