来年3月に米朝首脳会談か 韓国国家情報院が分析「来年3月の米韓合同軍事演習後に会談が行われる可能性が高い」

韓国国家情報院
「北朝鮮の金正恩総書記はアメリカとの対話に意欲的で、今後条件が整えばアメリカと接触すると判断している」
韓国の国家情報院は、来年3月の米韓合同軍事演習後に会談が行われる可能性が高いと分析していることが分かりました。実現すれば、2019年以来となる米朝首脳会談となります。トランプ大統領と金総書記の思惑は?
トランプ大統領と金総書記が最後に会ったのは2019年6月。韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)で電撃会談しました。
金総書記
「トランプ大統領の今回の行動は、不幸な過去を清算し、新たな未来を切り開こうという意欲の表れだと信じている」
トランプ大統領
「これは私にとっても名誉なことで、実現するとは本当に思ってもいなかった」
トランプ大統領は1期目の在任中に、シンガポール、ベトナム・ハノイ、板門店で合わせて3回、金総書記と会談しましたが、核開発計画の放棄に関する合意には至らず、交渉は暗礁に乗り上げました。
再び米朝首脳会談が実現すれば、朝鮮半島の非核化は動き出すのでしょうか。
コリア・レポート 辺真一編集長
「トランプ政権とすれば、今北朝鮮が持っている核については『目をつぶる』と。これ以上増やさない、改良しない、持ち出さない。この3つの約束を取り付けるかと」
一方、北朝鮮の思惑は。
「来年1月に北朝鮮は第9回労働党大会を予定している。その直後の春にトランプ大統領との間で首脳会談し、良い成果が得られれば、金正恩体制の長期化につながる。ひいては、娘のジュエ氏へのバトンタッチというか、ソフトランディングも今後期待できる」
https://youtu.be/P1oAcod8iwg?si=UVtqytGqdclULbCn
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