国内初 日本・アメリカ・フィリピンの海上保安機関が洋上訓練 3カ国合わせて約350人が参加 鹿児島・錦江湾

国内初 日本・アメリカ・フィリピン3カ国の海上保安機関が洋上訓練 鹿児島・錦江湾

日本、アメリカ、フィリピンの海上保安機関による、国内初となる合同訓練が行われました。

中川雅温記者
「あちらに見えるアメリカとフィリピンの沿岸警備隊との合同訓練が日本で初めて行われます」

桜島の南に位置する錦江湾です。

洋上を行き来する巡視船はアメリカの「ストラトン」フィリピンの「テレサ・マグバヌア」、そして鹿児島海上保安部に所属する「あさなぎ」。

この訓練は日本、アメリカ、フィリピンの海上保安機関の連携の強化が目的で、3カ国合わせて約350人が参加しました。

貨物船と漁船が衝突し、乗組員が海中に転落、さらに船上では火災が発生したとの想定で訓練が行われました。

海中転落した人の救助訓練では、アメリカとフィリピンの巡視船に搭載されたボートが現場に向かい、救助者に見立てた人形をすくいあげます。

中川雅温記者
「海上保安庁のヘリコプターが、海上約15メートルの高さから救助訓練を行っています」

海保のヘリコプターからは機動救難士が海に降り、波打つ海上から転落者の救助にあたりました。

また、火災の消火訓練では3カ国の巡視船それぞれが放水銃を使用し、一斉に消火活動が行われました。

10管本部 警備救難部・津村直文部長
「日米比の海上保安機関の相互理解、信頼の醸成が促進できた。各現場の職員が色々と話をした。お互いを知ること、相互理解につながり、非常に有意義だった」

https://youtu.be/vnVboArdeWM?si=CkEGZJlMyh1-83-L




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