ボクシング・田中恒成選手(29)現役引退へ 世界最速で4階級制覇 今後についてはきょうの会見で明らかに
プロボクシングで世界最速4階級制覇を果たした、岐阜県多治見市出身の田中恒成選手が現役引退の意向を明らかにしました。田中選手は2013年、高校3年の時にプロデビューしました。2015年に日本男子最速でWBO世界ミニマム級の王者になると、去年2月にWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで勝利し、世界最速デビュー21戦目で4階級王者に輝く偉業を達成。しかし去年10月の防衛戦に判定で敗れ、チャンピオンを陥落していました。きょう(4日)午後2時からCBCで開かれる会見で正式に引退を表明し、今後の去就について発表するということです。
◇田中恒成(たなか・こうせい)
1995年6月15日生まれ、岐阜県多治見市出身の29歳。小5の時、兄とともにボクシングを始める(それまでは空手)。高校1年で山口国体を優勝すると、2年でインターハイ優勝、国体2連覇、さらに選抜も優勝し、高校4冠。2013年インターハイ後、元WBC世界スーパーバンタム級王者・畑中清詞の畑中ボクシングジムに入門。2013年9月22日に、名古屋国際会議場にてB級プロテスト合格。10月10日、当時在学していた岐阜・中京高校で異例となるプロ転向記者会見を開いた。
■2013年11月10日、オスカー・レクナファ相手にプロデビュー、判定勝利でデビュー戦を飾った。2014年4月、中京大学経済学部に進学。
■2015年5月30日、WBO世界ミニマム級王座決定戦でフリアン・イエドラスと対戦、12回、判定勝ちを収め、日本男子最速となるプロ5戦目での世界王座獲得に成功。
■2016年12月31日、岐阜メモリアルセンターにて、WBO世界ライトフライ級王座決定戦でモイセス・フエンテスと対戦。5回TKO勝ちを収め、井上尚弥と並ぶ日本最速タイ記録プロ8戦目での2階級制覇を達成した。
■2018年9月24日、テバオーシャンアリーナにてWBO世界フライ級タイトルマッチで木村翔(青木)に挑戦し、12回判定勝ち、世界最速タイ記録となるプロ12戦目での3階級制覇を果たした。
■2024年2月24日、東京・両国国技館にてWBO世界スーパーフライ級王座決定戦でクリスチャン・バカセグアと対戦、12回判定で勝利し、井岡一翔、井上尚弥に次ぐ日本人3人目となる世界4階級制覇を成し遂げた。記録的には元世界6階級制覇のデラホーヤの24戦目を上回る、史上最速21戦目で達成。
■2024年10月14日、有明アリーナにてWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでプメレレ・カフと初防衛戦、12回1-2の判定で敗れ初防衛に失敗、王座から陥落した。
https://youtu.be/300aCNIFCFw?si=eNz5h2uF6ZHKQzr_
バンダムで挑戦して欲しかったです
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