フランス各地で行われた野外音楽祭で薬物を注射女性ら145人被害訴え 20歳の女性「駆け寄ってきた男性に腕をつかまた」刺すような痛みを感じた後に腕が熱くなり、疲労感に襲われ、翌日、症状が悪化し、病院に駆け込んだ

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フランス各地で行われた野外音楽祭で薬物を注射　女性ら145人被害訴え　20歳の女性「駆け寄ってきた男性に腕をつかまた」刺すような痛みを感じた後に腕が熱くなり、疲労感に襲われ、翌日、症状が悪化し、病院に駆け込んだ

【パリ＝三井美奈】フランス内務省によると、21日にパリなど各地で行われた野外音楽祭で、計145人が腕や首を注射器で刺されたと被害を訴え出た。被害者は主に女性だった。仏警察は23日までに、14人を容疑者として拘束した。

音楽祭は毎年、6月に行われる恒例イベント。被害にあった20歳の女性はパリジャン紙のインタビューで、「駆け寄ってきた男性に腕をつかまれた」と話した。刺すような痛みを感じた後に腕が熱くなり、疲労感に襲われたという。翌日、症状が悪化し、吐き気を感じたため病院に駆け込んだと明かした。拘束された容疑者は19～44歳の男性。交流サイト（SNS）による攻撃の呼びかけに応じたとみられている。

欧州では近年、ディスコなどの人混みで、薬物を仕込んだ注射器で刺す「ニードルスパイキング」の被害が広がる。英国やスペインでも相次いで報告された。被害者は盛り上がっているさなかに腕や脚を刺され、次第にめまいや眠気に襲われるという。

https://www.sankei.com/article/20250624-3AO4TAWPUZOARHEXIQVRGHRYDI/

フランス野外イベントで薬物注射を打たれたか　女性ら145人被害訴え　パリなど各地でhttps://t.co/jC8a1ZzIwz

20歳の女性は「駆け寄ってきた男性に腕をつかまれた」と話した。刺すような痛みを感じた後に腕が熱くなり、疲労感に襲われたという。翌日、症状が悪化し、病院に駆け込んだと明かした。

— 産経ニュース (@Sankei_news) June 23, 2025