台湾産米に脚光?「安いコメ」の需要増 5キロで約2700円 来週の備蓄米販売を前に…
来週、北海道内でも流通が始まる中、小泉農水相はコメの緊急的な輸入にも言及しました。
その中でにわかに注目されているのが、台湾産のコメです。
気になるのは値段と味。
どのようなコメなのでしょうか。
炊き立てほっかほかのごはん。
粒がしっかり立っていてツヤがあります。
(青柳記者)「わたし秋田県出身でコメの味には少しこだわりがあるのですが、さっそくいただきます。粒の存在感もあって噛んでいるうちに甘みもだんだん口の中に広がってくるので、国産米との差は正直感じられません」
記者が食べたこのコメ、実は台湾産です。
色や形は国産米とほとんど見分けがつきません。
この台湾産米がいま注目されつつあるんです。
政府の備蓄米は先週から首都圏などのスーパーやコンビニで販売が始まっていますが、多くの店舗ですぐに売り切れに。
「安いコメ」への需要は高まっています。
しかし、JAグループなどでつくる団体の調査によると、今後3か月はコメの価格は高い状態が続く見通しだということです。
こうした中、小泉農林水産相は6月6日、残る備蓄米を全て放出した場合、一時的に安価な外国産のコメを輸入する可能性を示唆しました。
台湾産のコメは道内の一部のスーパーがすでに取り扱っていて、5キロでおよそ2700円と銘柄米よりもお手頃な価格です。
いよいよ来週、道内の店頭に並ぶ予定の備蓄米。
札幌の松原米穀が10日からドライブスルー形式での販売を発表するなど動きが加速する中、外国産のコメが新たな選択肢となるのか注目されています。(2025年6月6日放送)
https://youtu.be/1hjW_GL12Ss?si=Mbtwg061J0o9OM0_
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— Tokyo.Tweet (@tweet_tokyo_web) June 6, 2025
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