大阪万博を走る「中国製EVバス」でトラブル続出…書類だけのシンプル審査で「補助金天国」というEVバス業界の闇

大阪万博を走る「中国製EVバス」でトラブル続出…書類だけのシンプル審査で「補助金天国」というEVバス業界の闇

閉会まで1カ月を切った大阪・関西万博。閉幕が近づいてきたこともあって9月に入ってからは平日も大混雑となっている。その万博の会場内の外周路で走り回っているのが、大阪メトロが運営するバス「e Mover」である。

 今年4月の万博開幕以来、このe Moverに使われている車両は自動運転車含め不具合が多発している。

■北九州の企業が150台、大阪メトロに納入

 これらのEVバスは中国の製造会社、威驰腾汽車(福建WISDOM)、南京恒天领锐汽車有限公司(KINWIN/YANCHENG)、愛中和汽車(VAMO)の3社によって製造されており、北九州市に本社をかまえるEVモーターズ・ジャパン(代表取締役社長・佐藤裕之、以下EVM-J)という会社が輸入し供給している。

納入の実績がほとんどなく設立間もないEVベンチャーが、いきなり万博で100台もの電気バスを納入したことを知って、当時、非常に驚いた。

 しかも1社独占で100台。最終的には現在150台に増えており、さらに、大阪市内を走るオンデマンドバスも2025年3月末までに同じ大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ・大阪市交通局)に40台が納入されている。
 なお、このオンデマンドバスは9月1日、大阪市福島区で中央分離帯に乗り上げる事故を起こしている。「ハンドルがきかなくなった」ことで中央分離帯に乗り上げたそうだが、回送中でけが人が出なかったことは不幸中の幸いだった。

■両面テープがはがれてセンサーカメラが脱落

 EVM-Jが輸入するバスは、大阪万博のためだけではない。全国各地にわずか2年間で300台強の電気バスを納車してきた。2022年から購入事業者にEVバスの引き渡しを始めているが、納入が本格化したのは2023年以降である。

 その早すぎる納車があだとなっているのか、それらのバスでは不具合が多発している。報道されているのが、福岡県筑後市に4台納入されたEVマイクロバスだ。EVM-Jが発表したように「国内初のEVスクールバス」として市立筑後南小学校で今年4月から運行を開始したのだが、4台すべてで不具合が相次いでいるという。

 ※西日本新聞「福岡・筑後市のEVバスまた不具合で使用停止 スクールバス4台、導入2週間相次ぐ誤作動」(2025年8月10日)

 関係者によると、ほかにもこんな技術的トラブルが起きているという。

 ・制御系統の不具合
・始動するとクラクションが鳴り続ける
・電池関連トラブル多数
・駆動系部品の損傷や溶接不良が頻発
・走行中にブレーキチャンバー(トラックやバスなど大型車両のエアブレーキシステムに不可欠な重要なコンポーネント)が脱落

 中には車両トラブルと言えるのかどうか分からないが、両面テープがはがれたせいで自動ブレーキのセンサーカメラが脱落した、というものもあった。センサーカメラが脱落したら当然、自動ブレーキは働かない。非常に恐ろしい。

■使用停止中の4台に7000万円の補助金

 最後に問題提起をしたいのは、不具合が多発するEVバスであっても、多額の補助金が書類提出だけで出されているという事実だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fcfb0dd353e53e7319589551a098adf364499e2




管理人
ネットの反応
名無し
チャイニーズクオリティー
名無し
またスパイ議員が暗躍してんだろ
名無し

中国EV車なんてゴミばかり
名無し
中国維新の会
名無し
当たり前やん、あんな中国産オモチャw
名無し
なんだ、爆発してからニュースにしてくれ
名無し
日本のメーカーなら倒産するぐらいまで追求されるよね?
名無し
まだ火を噴いていないのが幸いなのね
名無し
中華人民共和国大阪自治区
それを支える維新だもの
名無し
維新は中国共産党に汚染されてますからね
名無し
爆発しなかっただけマシ
名無し
日本のメーカーはいじめるのに中国メーカーには優しいね




楽天市場

関連記事

Subscribe
Notify of
guest
0 コメント
Oldest
Newest Most Voted
Inline Feedbacks
View all comments
0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x